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脱露シベリア民間人抑留、凍土からの帰還／角川書店

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『脱露シベリア民間人抑留、凍土からの帰還／角川書店』はYahoo!オークション(旧ヤフオク!)でから出品され、866の入札を集めて11月05日 13時 51分に、1,931円で落札されました。決済方法はYahoo!かんたん決済に対応。即決価格は1,931円でした。奈良県からの発送料は落札者が負担しました。ＰＲオプションはYahoo!かんたん決済、取りナビ(ベータ版)を利用したオークションでした。

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【島村管理コード：15120241003】

評論・エッセイ・読み物・その他

【詳細情報】

13歳の少年は密航者としてシベリアに送られた。
彼が故国の地を踏むまでに40年以上が過ぎていた。
敗戦後、ソ連に占領された南樺太。日本に帰ろうとする人、逆に家族との再会を目指し樺太に行く人は密航者とされた他、不当逮捕された人も多い。彼らは如何に生き延びたか？
8年強の取材で明かされる“この国”の秘史。鉄道員、炭鉱夫、大工、運転手・・・・・・。敗戦後の南樺太で彼らは突然逮捕された。彼らや密航者は囚人としてラーゲリに連行され、苛酷な労働の刑期が明けてもソ連各地に強制移住させられる。
更に組織も名簿も持たないため引揚げ事業の対象外となり、生き延びるためにソ連国籍を取得すると、日本政府は数百人にのぼるシベリア民間人抑留者を「自己意思残留者」として切り捨てた。
ソ連崩壊後、彼らは発見される――。
国がなくとも何者でなくとも生き抜いた男たちとその家族の、格闘と尊厳の軌跡。【目次】
はじめに　荒野に四七年、名前の漢字だけは覚え続けたーー小関吉雄
序章　もうひとつの抑留史――南樺太から囚人としてシベリアに抑留された民間人
第一章　“幽霊”からの帰還――植木武廣
第二章　“再会”という苦悩、女たちの抑留――木村鉄五郎
第三章　母親は一三年間「戦時死亡宣告」を拒み続けた佐藤弘
第四章　六六年を経て日露の家族がひとつになった日――結城三好
第五章　一三歳の密航者、カザフスタンで「サムライ」となる三浦正雄
第六章　奴隷のような日々を生き抜く伊藤實
第七章　決死の脱走、ＫＧＢの監視下に置かれ続けた男――熊谷長谷雄
第八章　受け入れなかった故国、死去二四年後の死亡届――圓子賢次
終章　シベリア民間人抑留者群像
おわりに　
シベリア民間人抑留者未帰還者一覧
主要史料・論文・参考文献・映像一覧
・石村博子
・版型：四六変
・総ページ数：360
・ISBNコード：9784041146507
・出版年月日：2024/07/26